ピレネー山脈
中世の頃から続くサンチャゴ・コンポステーラへの巡礼の道の中でも一番人気があるフランセスの道を歩きに行ってきました。最低100km以上歩くと”巡礼証明書”がもらえるので、ラスト100kmを歩く巡礼者が最も多いですが、今回はフランセスの道のスタート地点と言われるサン・ジャン・ピエドポーからピレネー山脈を越えて800kmの道のりを経てサンチャゴ・コンポステーラを目指します。
イスタンブール空港
去年の秋にイスタンブールに来たときは、旧空港でしたが広々とした近代的なターミナルに返信していてビックリ!かなりの広さに乗換えには時間がかかりそうです。残念ながら、プライオリティパスラウンジはまだオープンしておりませんでした。
前菜
フランスのトゥルーズというレンガの街に着陸。町並みが赤く美しいです。初日は”マリアの聖地”でもあるルルドへ。ランチをカルボネという小さな街で頂きました。
メインの白身魚
デザート
バスで3時間ほど走り、ルルドに到着です。世界中から”奇跡を信じて”訪れる人は後を絶たず年間600万人がこの地を来訪するようです。来て気がつくのは、クルマ椅子の人の多さ。
ルルド
ロザリオ教会です↓この教会の右下にある洞窟がルルドの泉。
入口
内部
たくさんの人が並んでいます。
洞窟
たくさんの人が訪れるため、水は蛇口から汲めるようになっています。みんなポリタンクやボトルを持参して汲んでいます。
ルルドの泉
夜はローソクの光をともしながら、教会をマリア様を先頭にして歩きます。
パレード
ルルドを後にして、サンチャゴ順礼のスタート地点サン・ジャン・ピエドポーに向います。多くの巡礼者は、ここからスタートします。
サンジャンピエドポーの入口
巡礼をする為には、先ず準備するのがクレデンシャルという巡礼手帳。クレデンシャルにハンコを押してスタートです。貝殻も大事なシンボルで、貝殻をつけていると巡礼者であることを示します。
巡礼事務所
内部
巡礼シンボル
ノートルダム門
街を抜けていざスタート!
最後はスペイン門を抜けて、アスファルトの道をゆっくり登って行きます。案内も随所にしっかりあり心強いです。
道標を確認しながら
バスク地方の伝統的なお家、カサリオ。1Fには家畜が住み、居住スペースは2F、3Fは穀物を保存しているようです。
カサリオ
牧歌的な風景
初日はオリットの街まで8kmを歩きました。
オリッソ
夕食@サンジャンピエドポー
巡礼2日目、タクシーで昨日歩いた道を戻ります。
タクシーにて昨日のスタート地点へ
ピレネー山脈越えの中でも最もハードな部分でもあります。天候が芳しくなくカッパを来てスタートしました。
本日は濃いガスの中。。
Cafe@
800kmの巡礼路の中で一番大変と言われるのは、このピレネー越え。気合いが入ります。
国境のベンタルティア峠まであと少し
国境を跨いでスペイン側へ
国境の手前くらいから、美しいブナ林の樹林が現れてきます。
ブナ林の中を歩く
今回は終日雨で、ランチのパンとか一度も食べることができませんでしたが、屋根があるだけでちかなり重宝します。
唯一の避難小屋
1,350mの国境を越えていよいよ最高地点の1450mを目指します。標高が上がって気温が下がったのか、周辺には雪の塊がところどころに登っていました。
雪が降って来ました~
ついに最高標高地点。ここから下ります。
レオポドール峠
ロンセスバジェス
修道院@ロンセスバジェス
教会@ロンセスバジェス
サンチャゴコンポステーラまで790km