鳳凰三山・シレイ沢



夜行、日帰りで南アルプスの鳳凰三山に突き上げるシレイ沢へ行ってきました。日帰りで行くか、沢の中で一泊して抜けるパーティも多いようです。

前日、甲府駅前のホテルで仮眠を取り、朝4時発の広河原行きのバスに乗りました。2時間立ち席はきついので気合入れて3時過ぎにバス停にいきましたが、朝から臨時便が出るようで問題なく座れました。


「シレイ橋から」

6:30スタート。シレイ橋の左脇に崩れたような道を辿って、堰堤を越えて入渓。少し行くと、CS岩。登ろうか迷いましたが、日帰りなので巻く事に。


「CS」

ほとんど、巻きました(笑) 巻き道はハッキリとしたトレースがついてました。





「おやっ!」足元の砂がキラキラしてるっ!砂金ですか!?


快調に登れ、気持ちよい沢です。




8:50 20mの滝を見上げる先生。うん、登れそうだ!ということでチャレンジ!
途中、お助け紐2本もあり、意外と楽に登れた。無事、登れた~っと、思ったら、、



あれ、先生、ザック忘れてませんか??ひゃーっ、ってことでまた下に下りてザックを回収する羽目に。

日帰りでこのロスタイム痛いですよ~、先生。



いよいよ、核心の滝。ビビって巻くことに。意外と高まきで大変。


高まきすると、前方に美しい滝と、右手に大きなスラブ帯が。


10:00 スラブ帯。これをトラバースも考えましたが、左巻きが楽そうっだったので左の尾根へ。楽々巻きでした。


大滝抜けると、段々水量も減り、花崗岩のハイマツ帯からツメる。



「タカネビランジ」

そして、珍しい!!タカネビランジの白。マンテマっぽく、花の基部が膨らんでましたよ。



12:45 いえーい!!無事、登山道へ脱出!!


今回は、時間短縮のために夜叉神峠へ下山。2時間半で下りることができ。15:41の甲府行きのバスに間に合うことができました。

甲府駅に戻り、甲府駅の北口から徒歩12分、高砂湯で汗を流して、たまたま駅前でやっていたビールフェスタでドイツ・バイツェンビールで乾杯しました!!

いや~、なかなか充実の沢でした。次回はのんびり登って、沢でビバークして、鳳凰三山を縦走してもよいかもしれません。



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