マウントクックに最も迫るボールパス(Ball Pass)トレッキング!!


Hooker Valley

NZのマウントクックに来て、フッカー谷のハイキングでは物足りない!普通のハイキングでは行けないマウントクックが目の前に迫り、夏の残雪登山ができて、クライミングの技術がなくても行けるオススメの山岳縦走ルート”ボールパス”へ日帰りで行ってきました。ガイドブックを参照すると1泊2日で紹介されていますが体力に自信あれば、十分日帰り可能です。


Hooker hut

8:20 マウントクック村のHermitageHotel出発!! フッカー氷河湖の展望台まではハイキング道を歩き、そこから先はなんとなくある踏み跡&ケルンを頼りに進みます。前日、セバスタポール〜アネッテ〜ミューラーハット日帰り周遊に14時間歩き、それからの飲み会で遅くなり寝坊したためルートのチェックを全くせずにMAPも忘れ出発したため、氷河湖の展望台の少し先の谷を登ってしまい迷子。。どこの谷から登るか見分けが難しく何度か登りかけては下る!を繰り返しながら進むw 踏み跡&ケルンがたくさんあるだろうと鷹をくくってたのが大失敗。。かなりのタイムロスをする。


grassland

12:20 フッカーハットの対岸の草原地帯にようやくケルンを見つける!上部に雪渓の残る一番左の沢筋から登る。途中、雪解け水が美味い!


Hooker lake

沢筋を登り、フッカー氷河湖を振り返る。ポイント&ポイントにあるケルン&踏み跡を辿り、ボールパス方面をトラバースする。途中、ケルン&踏み跡を無視して、ショートカットを試みるが岩のリッジを越えられず、結局踏み跡に戻る。また、ロスタイムw


to the Ball pass!!

今回は気温が高く雪が柔らかそうだったので、スピード重視でランニングシューズを使用。これがまた大失敗で靴底が柔らかいためキックステップが効かず、怖くて余計に時間かかるw 反省反省><.


Mt.cook

フッカー氷河湖の展望台からは遠いマウントクックがグングンと目の前に迫ってくる!


Ball pass(2121m)

14:45 ボールパス到着!お昼頃には着きたいと思っていたがかなり遅れる。遅めのランチタイム〜。


雪原を下る

ランニングシューズでの雪原の下りはかなり怖い><.. ピッケルを最大限に使用してゆっくり下りた。また、ロスタイム〜w 陽が落ちる前には帰りたい。踏み跡は写真の右上の稜線に登ってましたが、氷河をもう少し下りcaroline尾根へトラバースする作戦に変更。


happy!!

目の前の氷河&岩の大自然に癒されます。こうして今心拍があることに一拍一拍に感謝!すごくシンプルな喜びに満喫できる時間を感じる。。ふと、現実に戻ると調子のって氷河が下り過ぎてしまい大トラバースしながら元の尾根へ戻る。また、ロスタイム〜w 一人だと気が向くままに歩けるのが楽しい。仲間と歩くと、間違えないように歩く事に集中してしまい本来の冒険を忘れがちだ。


Ball pass from tasman

下り始めて、ボールパスを振り返る。


Malte Brun range &Murchison Glacier

憧れの山、Malte Brun!!いつかはあの山の頂きに立ちたい!


Tasman lake

上部の雪原ではロスタイムだったランニングシューズも、雪原を越えれば登山靴よりかは圧倒的に快適。尾根を駆け下りる!


Ball pass

16:30 タスマン氷河に下山。氷河の脇の旧道をひたすらラン。
17:05 タスマン氷河の駐車場に下山。
17:55 マウントクック村のHermitagehotelに到着。

今回は、ルートファインディングを甘く見ていたためかなりのロスタイムが発生。地図を取りに家に戻ったほうが早く行けたかもと思う山行でしたが、間違えたおかげでマウントクックの尾根の理解がより深まった。地図のルートを辿っているだけだと働かない五感をフルに使い歩けたことは楽しかった。ただ、頑張って登って間違ったときのショックはやっぱりデカい。もう、どうでもよくなりますね〜。


ボールパス、とても充実感のある素晴らしい大展望を満喫できるルートなので次回はしっかりと準備してまたチャレンジしてみようと思います。



コメント

タイトルとURLをコピーしました