アイスクライミング新年会＠八ヶ岳

「あけましておめでとうございます！！」

冬型が強まった三連休を利用して、八ヶ岳へアイスクライミングへ行ってきました。


「朝のコンビニにて、ハイチーズ！おいしいよ！」

とはいっても、土曜日の夜出発。登山口のそばで、テントを張りました。
まあ、少し飲むかということで、ビールで乾杯。気分よくなって、明日は５時におきるとお約束しておやすみ。

「あっ！！フライシートがない！！」

というコマン君の叫びで全員目が覚めました。
そう、風がビュービューして強かったので飛んでしまったようです。
時計を見ると、すでに朝７時。。

「ああ、寝坊だああ」

年明け初の山行が寝坊で始まるとはこの先が思いやられます。
初日は大同心大滝へ登りにいこうと計画していましたが、寝坊したので、計画変更！
南沢大滝・小滝へ行くことに。


「はい、ならんで～」

登山道へ入ると、午前中だというのに、下山してくる人がたくさんいました。
天気予報によると、今晩から冬型が強まり寒さと風が強まる予報。
今晩は、雪の中テント泊の予定。すでにもうー17度。ああ、やばいかも。凍死かも＞＜。

まずは小滝から。到着すると、誰もいませんでした。
意気揚々と、シゴン君がリード。

「うわあああ！」

二本ほど、スクリューを打ち、滝上部をそろそろ乗り越えるあたりで突然さかさまなっておっこちてきました。
僕も、体調をビレー中でしたが思わず避けてしまいました。スミマセン隊長＞＜。
どうやら、ニシゴン君は、アックス、、を試そうとしたらしく外れて落っこちてきました。
よかったですねー。ロープあって。その後は、意気消沈。。あはは。


何本かやっていると、別パーティもやってきたので、今度は大滝へ。

「南沢大滝をリードする隊長＠」

僕は、シゴン君事件のあと、その後リードは怖くて出来なくなってしまいました。
フォローに徹することに(笑)


「チリから脱出した隊長とビレーするシゴン君」

大滝は、ばっちり凍ってました。むしろ硬くてスクリューを決めるのが大変そうでした。
アックスは、バッチリ！！というか、たくさんの人に登られているためアナボコだらけで、ただ引っ掛けて登るような感じ。高度感はありましたが楽しめました。

かなり寒くなってきたので、早めに切り上げ、今回一番の楽しみの宴会タイムへ突入！
ビールで乾杯して、それぞれ持ち寄ったお酒を出すと、みんな焼酎！４本もある！！

「かんぱーい！」

大量の肉と肉と肉がシゴン君のザックの中から飛び出してくる。
コンブとかつおと椎茸と肉のダシに、すでにカット済みの白菜、ダイコン、ニラ、ねぎ、エノキ、舞茸。。
そこに、キムチのソースをたらす。

「まいうーーー！！」

大量の具材に大の大食い男子４人も大驚き。食べても食べてもニコニコのニシゴンは、牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージなどお替りの具材をホイホイ出してくる。まるで、神の仕業だ。シゴン君恐るべし。。


「肉盛りだくさん鍋」

外では、降り積もった雪がザーザーとテントを滑っている。
ガスコンロを２機でガンガン火力アップしたので、極寒のはずだったが、焼酎に氷爆の氷をカチ割って、コップに入れた。最後は、太～いうどんをダシがたっぷり出た汁でグツグツして〆。

気がつけば、たくさんあったはずの焼酎もなくなり、就寝。

「あっ！８時だ。」

もう、明るい！

起きればすでに朝８時。また、寝坊だ。昨晩１０時過ぎには寝たはずなので、１０時間は寝てる。みんな寝坊。困ったもんだ。

今更焦ってもしょうがないので、しっかり食べて出発。
天気予報は、悪かったはずだが、予報に反して、とても快晴。

「やっほー！」

歌いながら歩けるほど、天気が良い。ただ、まだ、お酒が身体中を駆け巡る。
大同心大滝に着いたのは、午後１時。
いつも混んでいるだろう、大同心はおかげで１組のみしかいなかった。

そそり立った氷爆は、迫力がある。

「大同心大滝」

まず、隊長が行く。さくさく、登ってしまった。
まあ、せっかくなのでロープたらしてもらって、トップで登らせてもらった。


「核心を登る隊長」

今回は、出発が遅かったので１本しか登れなかったがとても満足。
今年はガンガン、リードで攻められる様にがんばりたいとこです。


「八ヶ岳の大同心と小同心」


楽しい新年アイスでした。


「ありがとうございましたー！！」