「サンティアゴ・コンポステーラ」
巡礼の道は、各地よりキリスト教の三大聖地のひとつサンティアゴ・コンポステーラを目指して歩きます。人気があるのは「フランスの道」でピレネー山脈を越えて、約800kmほどの距離を40日ほど。イメージとしては、熊野古道のような感じで、いろいろ道がありますがみんなサンティアゴ・コンポステーラを目指します。ローマ時代から1000年以上の歴史ある道で、所々歴史を感じるような橋があったり、教会があったり。
800km!!も一度に突然歩けない><。。
ので、今回はラスト100kmを5日間に分けて歩きました。
でも、うれしいことに最低100km歩くと「巡礼証明書」を発行してもらえるのです。
旅のはじめは、日本からマドリッドへ。
一日目は、到着して即ホテルへチェックイン。
「広々したお部屋でリラックス!」
2日目に、バスでルーゴを経由してサリアへ。
途中のルーゴは、世界遺産にも指定されているローマ時代の素晴らしい城壁があるというので、少し時間を取って見に行きました。
「城壁」
城壁の周囲は、一周2.5kmほどで高さは10m~15mあり、ローマ時代の城壁がそのまま残ってます。
城壁の中は、中世を彷彿させるような街並みが残っており、中心には荘厳なカテドラルがありました。
城壁へ戻ると、脇に階段があったので、登ってみると、
なーんと、城壁の上には、幅2~3mほどの道がありぐるーっと一周できそう!!
早速、歩いてみました。街並みが下に見下ろせて楽しい~。
「城壁の上」
3日目。
今回のスタートは、サリアの町から。ラスト111.5kmから歩き始めました。
500mおきに、モホンがあり巡礼者を励ましてくれます。初めはたくさんあるなあなんて思ってましたが、段々数字が少なくなってくるのは励みになります。
「ラスト100kmを示すモホン君」
巡礼路は、思ったよりも田舎道。どちらかと幹線道の脇を歩くイメージでしたが、牧歌的な農道のような道が多く、自然を感じながらあるくことができます。
「巡礼の道」
途中、ローマ時代の水道橋を渡ったり、里山を越えたり、牛に行く手を阻まれたり、羊に行く手を阻まれたり、、
「ヒツジ君の散歩」
途中、教会に寄って、スタンプをもらいます。巡礼の道は、徒歩で最低100km以上歩き、一日スタンプを2個以上貯めると、サンティアゴ・コンポステーラに着いたときに、巡礼証明書をもうらうことができます。
「教会の墓地」
この日は、ポルトマリンへ。人口は、2000人ほどの小さな村です。
「ポルトマリンの入口」
ポルトマリンへの入口の橋の下には、ローマ時代からの橋が残ってます。
「ポルトマリンの橋」
4日目。
「後光が!!」
食事は街道沿いにある気に入ったレストランやカフェでごはんを食べました。
Ligondeという小さな集落のレストランへ入ったとき、バーカウンターの下にかごの中に巨大キノコが!
「これ、食べれる」
「キノコ」
フィレステーキや、スペインのコロッケ、サラダなどおいしそうなお皿を注文してみんなでシェアしました。
「おいしい~」
この日は、26kmがんばって歩き通して、パラス・デ・レイまで。
アルスーアの町の一歩手前のホテルで宿泊です。
ホテルは、あったかーいシャワーがでるし、スーツケースも出発前のホテルから送ったので、着替えてリフレッシュです。
あと、残りは67km!!がんばるぞ~。
とりあえず、前編はここまで。
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