天然クーラー大満喫!羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳登ってきました。


「雌阿寒岳に咲くコマクサ」

北海道の百名山「羅臼岳・斜里岳・雌阿寒」を三連発を5日間で登ってきました。
出発前から週間天気予報は、雨またはくもり。。北海道に横長な前線がかかりっぱなし。。

しかし、予定は予定なので出発。

今回は予備日つきのプランなので万が一、天気が悪ければ登山をやめて観光できる日程なので少しゆとりがあって何が何でも山に登らなくても良いので良いです。

まずは、釧路空港へ到着し、和商市場でランチ。
ここのおすすめは「勝手丼」
ごはんを好きな量どんぶりに盛ってもらい、どんぶりを持って市場を周りながら、好きな具材を見つけたらどんぶりに乗せる。ネタ一枚からお会計できるので、自分の好きなネタを好きなだけチョイスでき、値段もお徳!!

「和商市場で勝手丼をオーダー」

腹ごしらえして、知床のウトロへ。途中、釧路湿原の展望台へ寄って行きました。
広大な奥深い湿原に感動。今度ゆっくり散策したいです。


2日目、羅臼岳へ登る予定でしたが雨の予報。今回の日程で一番悪そうなので早速予備日に指定しました。
霧の摩周湖や硫黄山の観光して、知床五湖を周遊ハイキングしました。
知床五湖は今年から新たにルールが変わり、ヒグマの活動期(5/10~7/31)の間は、ガイド同行でないと一湖以外は入ることができなくなりました。ガイドは予約制で、忙しい時期は予約しないと知床五湖をハイクできなくなってしまうので注意が必要です。→

天気は悪かったですが、知床五湖から羅臼岳~硫黄山まで望めました。

「右は羅臼岳」

五湖から車でウトロのホテルへ帰る途中。。

なーんと!!

ヒグマの子供に会いました!!

わーい!!

「ヒグマの赤ちゃん」

3日目。
いよいよ。本番です。逆に2日目より3日目のほうが天気が悪くなったらどうしようと思いながらカーテンを開くと、快晴!!
予報を見る限り曇りかと思っていたのでうれしい限りです。

羅臼岳は、はじめから急な登りがオホーツク展望台まで続きます。尾根へ出ると、オホーツク海や知床五湖が見渡せ気持ちよいです。途中の水場の水が冷たくて気持ちよいです。

銀冷水に着くと、なーんと素敵なトイレができてました。
羅臼岳は、世界遺産なので携帯トイレを使用しなくてはならないのですが、今までブースがなくて大変でしたが、ついにできました。尚、携帯トイレを持ってないと使えないのでない人は登山口で買えるそうです。

「携帯トイレ・テントブース」

極楽平を進み、羅臼の核心部の大沢へ。
ここは雪渓が残り、アイゼンを使わないとなりません。

しかーし、


毎年、雪渓がながーく残りアイゼンが必要な大沢は雪渓がすでに溶けておりアイゼンの必要ありませんした。
ラッキー

「大沢」

大沢にはたくさんの高山植物が咲いておりとてもきれいでした。

「サクラソウ」


「エゾイソツツジ」

羅臼平からいよいよ最後の核心部へ。


途中、岩清水で水補給。。岩の隙間から染み出しておりめっちゃ冷たくおいしいです。
*良い子のみなさんはマネしないでください。怖い病気なりますよ。

「岩清水」

山頂直下は、大きな石がゴロゴロ。足場を確認しながら登ります。


羅臼岳山頂到着!!

風もなく太陽が暖かく360度最高の展望。

なんと!ロシア国後島など北方領土も見えました。
そして、北方領土最高峰の爺爺岳(ちゃちゃだけ)1822mも見ることができました。

あまり見ることはできないのでランチを食べながら遠くロシアに思いを馳せました。うふふっ


「羅臼岳山頂にて」

羅臼岳は、往復11時間かかりました。もう、ヘトヘト。
下山後は温泉にゆったりつかり、ビール飲んで、翌日に備えすぐ爆睡。

4日目。沢の難所があるという斜里岳へチャレンジ。
コースが2つあり旧道コースと新道コースがあります。

「斜里岳」

旧道と新道の分岐がある下二俣までも何度か川を渡渉しながら進みます。
沢は深くなく、飛び石を渡りながら渡ることができます。

「沢沿いを歩く」

今回は旧道コースを登りました。途中、きれいな滝があったり夏には涼しく気持ちの良いコースです。

「羽衣の滝」

最後は、傾斜の緩やかな滝の脇を沢登。滑りやすいところがあるので注意が必要です。

「最後の核心部」

沢を登りつめると、新道コースと合流し馬の背を登ると山頂。
山頂からは羅臼岳や大雪の山々が展望できました。

「斜里岳山頂」

5日目。雌阿寒岳へ。
朝起きると、空は雲に覆われておりましたが、登り始め雲海を抜けると快晴!

「雌阿寒岳へ登る」

今回は、雌阿寒岳から阿寒富士を登りオンネトーへ縦走。

「山頂手前から雲海を見下ろす」

雌阿寒岳の山頂から噴火口を見下ろすと、火口から蒸気が吹き上がる音が聞こえてきて大地の鼓動が感じられます。

「阿寒富士」

今回北海道5日間は、素晴らしく天気に恵まれ、カラっと涼しい北海道らしい天気を満喫できました。

やっぱり夏の北海道は最高ですね。

また、遊びにきたいです。



コメント

  1. Yui より:

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    阿寒岳、いつも下から眺めてるだけですが
    登ったらこんな景色なんですね~。すごい。
    また遊びにきて下さいね~!!

  2. ばいかおうれん より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ペポ二様、疲れたけど、ほんとうに素晴らしい旅でした。また、北海道の山登ってみたいです。お忙しそうですが、楽しんでください。また、どこかの山で!!

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