北鎌~槍ヶ岳~奥穂高~ジャンダルム~西穂高縦走。


「北鎌尾根から槍ヶ岳をバックに」

お盆は、夜行2泊3日の日程で、上高地を基点に、槍ヶ岳・北鎌尾根を登り、そこから奥穂高~ジャンダルム~西穂高~上高地を周遊してきました。

新宿から夜行バス「さわやか信州号」もどき?に乗り、上高地へ。夜なのに大渋滞で、談合坂まで通常40~50分のハズが2時間半。。6時到着予定でしたが、7時になりました。

7:20 気を取り直して出発。本日の目標は、水俣乗越を下りて、北鎌のコルまで登りたいです。

「河童橋付近より」

すでにたくさんの人が歩いてました。みんなどこへ行くんでしょうか。
徳沢園のテント場のテントが朝日に輝くようでスガスガし~。

「徳沢園のテント場」

沢沿いの道をどんどん歩きます。水がとてもきれいでこの暑さだと飛び込みたくなります。

「槍沢」

12:00 水俣乗越へ到着。分岐から急な登りにかなり体力を消耗させられました。ここでランチタイム

「水俣乗越から天上沢を見下ろす」

水俣乗越の分岐から足場の悪い沢筋を下る。途中から雪渓が出てきた。

「水俣乗越方面を振り返る」

13:15 大きな石がゴロゴロしたところをどこまで下ればよいのかよくわからず下っていたら、すでにテントを張っている人がいて北鎌沢出合いをわかる。

「北鎌沢出合い」

ここで、テントを張ろうか、予定通り北鎌沢のコルまで登るか迷った。というのは、コルへあがってしまうと水がないからだ。水に制限されるキャンプは辛い。が、登ると翌日は楽。明日は、北鎌から槍ヶ岳登って、奥穂高まで縦走したいので、コルまで行くことにする。

15:30 北鎌のコル到着。沢の途中で水浴びしたり、水を補給したりで時間がかかった。今回は沢を右に右に進み右股から登った。登ったとこに2張り分のテント場と左股の上ったとこに1張り分あった。

だれかいるかなあと思いましたが、だれも、いない。あ~寂しい。山仲間がほしいです。

「コルのテント場」

2日目。
6:00 北鎌のコルを出発。もっと早く起きるはずでしたが、アラーム気がつきませんでした。奥穂高行きが少し遠のく。。

「独標」

独標は、直登もしてみたかったですが、巻きました。今回、荷物を軽量化するためにロープは置いてきました。が、後悔。ビビってあんまり突っ込めず、巻き巻きでした。

「独標を右巻き」

だんだん槍ヶ岳が近づいてきます。最高に気持ちよいルートです。
今回、単独なのでシャッターを押してくれる人がいなくて困りました。
特に、岩場を登っている写真とかは撮れないです。

ああ~残念。

セルフタイマーでがんばって撮って見ました。

「槍ヶ岳」

独標を越えてからは、2パーティに追いつきましが、先に譲られてしまいました。
先頭になりおかげでルートファインディングに苦労しました。
もっと、人がいると思っていましたが、、
踏み跡が明確についていたので巻きながらかなり下ってしまいました。
最後に一気に登りました。

「来た道を振り返る。」

踏み跡を辿って、核心のチムニーで人の声が、、

あれ、まだ先頭いたのかな?と思い話すと、

なんと、山頂から懸垂下降で降りてきたのだとか??

ついでなので一緒に記念撮影。

「チムニーの前で」

チムニーを登ると、山頂の祠があるすぐ下あたりにでます。
最後は、登山者たちに応援されて山頂へ。

「槍ヶ岳山頂まであと一歩」

11:20 槍ヶ岳山頂到着。ルートファインディングに思ったより時間がかかってしまいました。

「槍ヶ岳山頂」

槍ヶ岳の肩の小屋へ下りて、とりあえず、ビールで乾杯。

「ぷはあー」

後半、水が足りなかったので余計にのどに染みる。
肩の小屋で一服してランチしてたらあっという間に13時。
本日の目標は、奥穂高。寝坊したのが痛い。この時間になると怪しい。
が、一先ず天気は大丈夫そうなので、行けるとこまで行くことにする。


「大キレットと北穂高」


「から沢カールにはテントがたくさん」

18:00 奥穂高のテント場に到着。なんとか日のあるうちには着きましたが時間かかり過ぎました。もっと、体力とスピードをつけないとですね。奥穂高のテント場は、小屋の前のテラスまでテントがあふれ出してました。

3日目。
5:00 今日はアラームをしっかり鳴らして3時半に起床して準備して奥穂高へ出発。

ガスがモクモクとしており山頂からの展望は期待できそうにない。

5:40 山頂に到着。突然ガスが晴れてきた。と共に、地平線が明るくなってきた。

「ご来光」

「おおお!!めっちゃきれい!」


「奥穂高からみた槍ヶ岳」

シャッターを押すだけで絵になるようなすばらしい景色。
山は、これがあるからやめられないんだなあ~。


「奥穂高山頂」

山頂で景色を楽しんだあと、ジャンダルムへ向けて出発。

「ジャンダルムを見下ろす」

細いやせ尾根の上を慎重に行く。たくさんマークはしてあるが、注意していないと所々ルートを外してしまう。

「ジャンダルムへ向かう人」

憧れのジャンダルムが目の前に迫ってくる。

「ジャンダルム」

マンツーマンでビレーしながら行くグループが先頭にいたが、先を譲って頂き誰もいないジャンダルムへ一番乗り!

「イエーイ!」

あっ!だれか写真撮ってほしいんですけど、だれもいない(笑)

「ジャンダルムより西穂高」

ジャンダルムの山の影を見ると、その周りに虹ができている。

しばらくすると自分にもブロッケンが!!ついに神様の仲間入り!

「自分の影にブロッケン現象」

8:45 西穂高到着。無事、難しい箇所は通過。あとは、上高地に下山するだけ。

「西穂高より奥穂高を背景に」

11:50 無事、上高地到着。足はガクガクのボロボロ。靴のソールも踵の部分がはがれてました。
     
三日間風呂に入ってなく汗くさいので、上高地のアルペンホテルで温泉へ。

いやー、さっぱり。ビール飲んで乾杯!!

下山したあとのビールはまた格別にうまい!!



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