韓国・紅葉のインスボンクライミング


仁寿峰!

朝晩はかなり涼しくなってきたこの頃、韓国のヨセミテと言われるインスボンへ紅葉を期待しつつクライミングトリップへ行ってきた。ここしばらくクライミング自体ほとんどしていなかったのでかなりの不安。。初めての韓国でのクライミングなので先ずは入門ルートを目標とした。


ビビンバ!@水諭

登山口へのアプローチは、近くて簡単!インチョン空港から登山口となるトソンサへ2回だけの乗換で行ける。まずは空港リムジンバスの6101番にてスユ駅へ(15000ウォン/1:30mim)。スユのバス停降りた左手にビビンバ屋があったので早速ランチにビビンバ!さすが本場の味!


ウィドンのバスターミナル

スユ駅から路線バス120番で終点のウィドンバスターミナルへ(1200ウォン/30min)。


トソンサ広場への循環バス乗場

路線バスターミナルの反対側は、タクシーとトソンサ広場への循環バスのターミナルになっていて、ここからお布施でトソンサ広場へ行ける。乗車時間は5分ほどだが急な坂道なので歩くと30分ほどかかりそうだ。トソンサ広場に到着したところにお布施の箱があるのだが細かいのがなくて旅の安全を祈りつつ10000ウォン札をエイっと入れて来た。


登山口

循環バスに乗っていたソンサ寺へ行く人たちを見送り登山口へ。ハングルとアルファベットで併記された案内板に従い白雲山荘へ目指す。


キャンプ場

仁寿リッジへ行く際の踏み跡のスタート地点ともなるキャンプ場。地元の山岳会に属していないと宿泊出来ないと聞いた。


白雲山荘

今回は白雲山荘へ宿泊。一泊二食付きで35000ウォン、約3500円なので格安だ。宿泊する場合は日本語の話せる李永九(リーヨークー)氏に連絡を入れておくと良い。白雲山荘:+82-2-904-0909 自宅:+82-2-907-7242 日本からはLineなどのアプリで電話すると市内料金で国際電話できる。


白雲山荘の食事

こんなに格安で申し訳なくなるほどの豪華な食事。食べきるには気合いが必要だw 特に動いていないのに食べるのは拷問かもしれない(≧∇≦)というのも初日と2日目は天気が悪く停滞。酒飲んで食べて満腹になり倒れて寝た。。


岩場へのアプローチ図

参考: 安村淳氏の「仁寿峰の岩場・主要32ルートガイド」が非常に参考になる。


仁寿峰のルート案内板

白雲山荘から大スラブ末端手前に行くとルート案内板がある。


シュイナードB 5.8

3日目、ようやく晴れ間が覗いたが前夜までの激しい雨の影響で所々水が流れていたので、のんびりスタート。


ルートの核心の2P目を登る

核心のフレークの下から水が流れており、さらに磨かれツルツル。確保出来る支点も少なく恐ろしい。思わず、落ちる!落ちる!を連発してしまったw がなんとかオンサイト。


3P目。右にトラバースして登る

アンカーの上を右に大きくトラバースして登る。


4P目終了点の洞穴テラスから紅葉を見る

一応、洞穴の中でピッチを切ったがこの上のダブルクラックは5mほどでその上にアンカーがあった。


耳岩の終了点!

最後はサクサクと登り終了。6P180mを3時間ほどかかってしまった。もっと手順良く登らねばならない、反省。


医大ルートを懸垂下降

医大ルートの上から懸垂下降。医大ルートは韓国人クライマーに大人気なので左に逸れて降りた。


オアシステラスと紅葉のコラボ

医大ルートなどの取付きオアシステラス。珈琲を煎れて、ランチタイム。ひと時の至福時間。


医大ルート

午後は医大ルート10cへ。取付きのスラブから20mほど登ったレイバックが意外と悪そうだった。最後は耳岩の上を登って終了。


反省会

山荘へ下山すると李氏が心配そうに待っていた。それもそのハズ5時半だった。この季節、6時には真っ暗になる。朝は岩場が濡れていた為早く出発出来ず9時過ぎの出発になったにしろ、登攀力不足が露呈された。当たり前ですが練習が必要ですね、特にスラブ!日本よりはグレードがキツい気がしますが気のせいでしょうか。



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