上海万博!

日中関係は緊張が高まっていますが、上海万博も今月いっぱいで期限を迎えるということで上海万博へ行ってきました。万博史上、かつてない規模が見込まれているといことで注目しておりました。

今回利用したエアラインは、茨城ー上海まで4000円で話題の「春秋空港」。
4000円で本当に上海に行けるのか不安でしたが、何事もチャレンジ!ということで出発を決意。
茨城空港へのアクセスは、電車では難しいのですが、東京駅からシャトルバスが空港までなんと500円で出ております。約1時間半の道のりですが、成田空港と比べて圧倒的に安いのがうれしい!

「茨城空港」

出発の日は、新羽田国際空港オープン前日ということで、羽田空港と対比されていろいろ関係者の方々が視察に訪れていました。報道陣の方もきていて、ひまをもてあましてブラブラしていると、取材されてしまいました。
どうやら、4000円で上海に行く人を探していたようです。。予約はあっさりネットでできましたが、周りの人の話を聞いて見ると、意外に4000円で乗っている人は少ないようでした。

「特殊な曇りガラス」

上の写真の曇りガラスは、一見普通のガラスですが、「遠くから見ると透明に見えてもある一定以上蕎麦に寄ると左側が見えない」ようになっています。なんやら自衛隊の施設が左側にありそれを見えないようにしているそうです。


小さい空港はいいです。出国手続をしてロビーへ出ると目の前が出発ロビー。歩く手間などなく時間が非常に短縮できます。飛行機は、横6列ほどのそれほど大きくない機材で、無事に茨城を飛び立ちました。
室内は思っていたより新しくきれい。ただ席が狭い。もともと150名くらいだった席をVIP外したりして180席に詰めたそうです。そして、機内食などのサージスもないですが、ジュースなどのワゴンサービス販売をしてくれます。

「!!」

しばらく眠りにつくと、突然乗務員さんが何か始めました。
首を回したり、腕回したり、みんなでイチニ、サンシと、ストレッチをみんなでやります。今まで経験したことない体験に少しサプライズ。

無事に上海に到着。なにもトラブルなくほぼ時間通り。素晴らしいフライトでした。
空港からは、世界で上海にしか運用されていないリニアモーターカー体験。
宙に浮いている実感はないし、スピードがでている実感もないですが、早い。

「リニアモーターカー」


外灘のMINGONTOWNというユースホステルに宿を取りました。一泊千円ほどですが、カフェや、ラウンジ、ネット、シャワー、トイレなどの設備はきれいで整っており、どこへ行くのにもいい場所にあります。
早速、現地の友人と合流して、「北京ダック」のおいしい店でディナー。
やっぱり本場はおいしい!です。

「おいしすぎて写真を撮るのを忘れてしまったので首だけになっちゃいました(笑)」

翌朝は、朝から万博へ。物凄く混んでいるらしく、朝5時から並んだほうが良いと、飛行機に乗り合わせて上海人が言っておりましたが、目が覚めたのは8時。のんびり行くことにしました。
入口はやっぱり人の渦。普通券だと、入場だけで4~5時間待ち。


「超混雑中。。」

中へ入ると、「ホッと」一息。
今回は、団体入場口から入ったので1時間程度で中に入れましたがそれでもかなりくたびれました。入口に荷物チェックがあるため尚更混んでいたようです。

「待つだけで疲れたー」


「メキシコ館の天井」

中国館や、サウジアラビア館、日本観、ドイツ館など人気のあるパヴィリオンは、また、入るのに並ばなくてはなりません。特に、人気の中国館は、早朝から並んで整理券をもらわなくてはならないそうです。
待つだけで終わりそうなので、作戦を変更して、空いている館を回ることに。
現地の中国人のおばちゃんと話したり仲良くなったり楽しめました。
中国語があまりよくわかりませんでしたが、現地の人と交流するのはいい刺激です。


今回入った館で一番気に入ったのは、デンマーク館。館内を自転車で回れるようになっており、屋上では夜景がとってもきれいで楽しめました。グルグルと館内の外側に大きな螺旋階段のように自転車道がつけられており、下りはスリルがあり疲れも吹っ飛びました。展示も上手で見ているだけ、行きたくなりました。

万博全体にいえることですが、建物はすごいけど、中に入るとガッカリというのが多かった気がします。今回はCゾーンを回るのが精一杯で日本館や中国館があるAゾーンには入れませんでしたが、国により、気合の入り方が全く違いました。おもしろいところは、やっぱり混む。入れない><。でも、待つには限界がありますね。。

今回の上海を振り返ると、町も万博会場がきれい!だったこと。そして、かなり多くの人がルールを守って列に並んでいる!こと。電動バイクが普及しておりかなりエコ!。あと、みんなすごくパワフルなこと!です。このパワフルさは、非常にいい刺激になりました。「自分もがんばらんとっ!!」という気合が入ります。


「疲れて人工芝の上で寝る中国人」

夜メールをチェックしていると、友人から「見たよー!」「メッチャにやけてたよー」という連絡が。。
どうやら、茨城空港で受けたTBS「ひろなび」の取材が放映されていたようで、知らせを聞いて恥ずかしくなりました。


「外灘から中心部を眺める」



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