朝日連峰 以東岳

日本二百名山•以東岳へ二泊三日で登りに行ってきました。東北の朝日連峰の最北に位置する奥深い山です。


以東岳

一日目は、東京から仙台まで新幹線に乗り、クルマで山形自動車道を経由して泡滝ダムまで走り、泡滝ダムから大鳥小屋まで歩きました。

七曲りというジグザグの急な道が初日の核心です。かなりの汗ダクダク~。

ここを登りきると大鳥小屋に到着です。昔は、狩猟民族”サンサ”(アイヌ)が大鳥池あたりに住んでいたため、サンサ道とも言われてたそうです。


大鳥小屋

二日目、直登コースから以東岳ピークへ登り、オツボ峰から大鳥小屋へ周遊。

直登コースは、お花もあまりなく、ひたすら急なを登ります。しかし、振り返れば、眼下に伝説の巨大岩魚タキタロウが生息する大鳥池の大展望!


大鳥池

小屋から2時間ほど登ると、樹林帯を抜け、気持ち良い尾根を山頂へ目指します。


イイデリンドウ

登ること三時間。。ようやく山頂到着!!大朝日岳への縦走路がガスに見え隠れ。いつかは歩きたい憧れルートです。


以東岳山頂

下り始めると、パラパラ

かと思ったら、ザバーっと凄い雨と風。目も開けられないくらいの雨です。登山道はみるみるうちに沢に!?

オツボ峰から下りると、マツムシソウやキボシなど高山植物が見事な大群落でしたが、写真を撮れる余裕一切なし(笑)

辛うじて一枚だけパチり。

マツムシソウ&キボシ群落

一目散に三時間かからず下山。12時前には大鳥小屋に戻ってこれました。午後は、小屋でランチ食べて、お茶して、飲んで飲んで~。

夜になるにつれ、雨と風の激しさは更に増す。なんか嫌な予感。

三日目、早く寝たので4時に起床してしまいました。大鳥小屋は避難小屋ですが、小屋の中に水場もトイレもあり、管理人もいるので、すごくキレイ!築25年とは思えないです。

朝6時、雨も小降りになり泡滝ダムへ下山。大雨の後でしたが問題なく来れて安心と思ったら、お迎えに来てるはずのクルマが来てなーい!?

嫌な予感的中!!

すれ違った登山者によると、林道が土砂崩れで所々埋まって道が閉鎖されてるとのこと。

ええ!?林道閉鎖??

しょうがないので歩くことに。林道歩きはしんどい。

泡滝ダムから一時間半ほど歩くと、すごい土砂崩れが。

土砂崩れの手前までクルマが迎えにきてました。

はあ、良かった!地獄から天国に戻って来れた感です。麓の朝日屋旅館のお風呂で汗を流し、ランチです。


岩魚49cm!!

この旅館にあった岩魚の魚型。デカイ!大鳥池には1メートルを超えるタキタロウが生息してるとか。

さて、つぎはどこへ行きますか。。



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