花アポイ岳と室蘭岳

高山植物がもっとも長く楽しめる「アポイ岳」と室蘭港からなだらかに突きあがる展望の山「室蘭岳」へ3日間の日程で行ってきました。


「アポイアズマキク」

千歳空港からバスに乗り、海沿いの道をえりも岬方面へバスを走らせ、襟裳岬少し手前の様似町へ。
日高静内町に入ると、広い牧場とサラブレットの優雅な風景が車窓に流れます。


「サラブレット牧場」

海風によってミネラルがたっぷりと含まれた牧草は強い馬を作るそうで、海岸に近いこのエリアに牧場が集中しているわけがわかります。

途中、時間に余裕があったので特別に、桜の名所二十間道路へ寄ってもらいました。
今年は桜の開花が遅くまだ桜を見ることができラッキーです。

「二十間道路の桜」

宿泊はアポイ山のふもとのアポイ山荘。お風呂も広々しており食事もおいしかったです。

「アポイ山荘の夕食」

翌朝、予報は雨でしたが、少し小雨がパラパラ降る程度で助かりました。
ヒダカソウみれるかな~[emoji:e-250]期待を胸にスタート。

おおお!!!


「エゾオオサクラソウ」

「ケタチツボスミレ」

早速、サクラソウや花々が歓迎してくれました。

五合目には避難小屋もあり登山道もしっかり整備されております。
小屋周辺あたりからアズマキクが白くなったアポイアズマギクが観察できました。

小屋から上はカンラン岩の岩場が現れ、植生も変化してきます。
後半、少し辛くなってきたのぼりを励ましてくれます。

「ヒダカイワザクラ」

北海道の山の頂上付近はふつう、ダケカンバ帯→ハイマツ帯の順になっているのですが、アポイ岳ではハイマツ帯の上に再び、ダケカンバ林が現れます。山頂が近くなるとダケカンバ林になりおもしろいです。


「山頂にある祠」

また、アポイ岳は海岸に近く、特に夏期、海上に発生する濃霧がアポイ岳を覆って日射をさえぎり、気温を低下さることから高山植物が標高わずか300m付近から楽しめ人気があります。

下山後は、お風呂でさっぱりして、ランチを食べ、登別へ。

登別といえば、温泉ですね。
宿のすぐそばには 湯が湧き出る地獄谷や、ボコボコお湯が吹く大湯沼があり、温泉効果が山登りの疲れを癒します。

食後、大湯沼を散策中へ行きました。
少しうす暗かったので、もっと近くで見ようと、柵を乗り越えて湖畔へ降りたところ、大変なことに
沈まないと思って歩いていた砂地が突然ボコン!!と、、

わああっ[emoji:v-229]

足が突然沼へ引きずりこまれ、バタバタするとドンドン沼の中へ。
しかも、足はめっちゃ重くなんとここは底なし沼。
あとで聞いた話では、自殺の名所とか[emoji:v-39]

靴もズボンもすっぽり泥パックされてしまいホテルへ帰りたいにも帰れなくなってしまいました。。

ああ、ぼくってホント馬鹿です><。


「大湯沼」

3日目は、室蘭港を見下ろす「室蘭岳」へ。

「室蘭岳」

西尾根から登り、南尾根コースへ周回コースのような感じで歩いた。
なだらかなダケカンバ林の道を登ります。一面にダケカンバ林で見事です。

「ダケカンバ林」

山頂からは、羊諦山や駒ヶ岳、室蘭湾などとても爽快感ある展望です。


下山は、西尾根へ。少し雪渓が残っておりましたがアイゼンを使うほどではありませんでした。

「雪渓」

わああ!!

下山中、ワーワーと皆様が突然騒ぎ始めたと思ったら、なんとシラネアオイが咲いておりました。
思いがけないご褒美みんな大喜び!


下山後は、北海道名物「鹿カツ定食」を頂き、お風呂でリフレッシュして空港へ。

空港で、大好きなお菓子Morimotoのハスカップジュエリーときのとやの「チーズタルト」と北菓朗の「おかき」を買いました。

食べるのが楽しみ!!



コメント

  1. ぶっち より:

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    北菓楼の文字が

    違いまーす[絵文字:v-40]

    シュークリームもおいしいよ

  2. ちよちゃんマドレ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ともさんの トップロープでヌンチャクつけちゃってる タイムの
    写真がみた~い! 

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