十和田湖八幡平国立公園に含まれ、石川啄木や宮沢賢治の作品にも取り上げられる2つの美しい百名山・岩手山と八幡平へ1泊2日で登ってきました。
東京駅から新幹線で盛岡へ。
盛岡が近づくと、左側の車窓から大きな富士山型の山が見えてきます。
南部片富士の名でも親しまれとてもきれいな山容が象徴的です。
初日は、岩手山から。
「馬返登山口」
登山口は標高630mの登山口はムシムシしておりとても暑かったです。
スタートわずか30分で滝のような汗が吹き出します。
熱中症にならないように水分を補給しながら登ります。
「オダマキがたくさん」
7合目あたりに出ると、樹林帯の急な登りは終わり、8合目避難小屋までのんびり登れます。
今日の宿泊は8合目非難小屋。非難小屋とは思えない設備の良さと広さに感激。
中には管理人さんがおり、毛布の貸し出しやお湯を大きな寸胴で沸かしておりサービスしてくれたりとても親切な対応です。
今晩の夕食はアルファ米やスープなど各自で用意。
デザートはスイカをみんなで食べました。
汗をたくさん流したあとのスイカは最高です[emoji:e-238]
「8合目避難小屋」
翌朝、4時過ぎには日の出を拝んで朝食。
外界は晴れており天気が良さそうでしたが、山の上は雲がかかり風が強そう。
案の定、お鉢の上に出ると、フラフラしてしまうくらい風が強く、予定のお鉢巡りを変更して最短コースで岩手山の山頂を目指しました。
とりあえず、証拠写真だけとって、焼走コースへ下山。
「わああああ」
「コマクサがたくさんあるよー!!」
途中、コマクサの大群落があり大歓声!!
「コマクサの大群落」
上から下までずーっと、斜面一面に花が咲き乱れてます。
こんな大規模のコマクサの群落を見たのは私は初めてかもしれません。
大感動。
歓声上げすぎて声枯れました(笑)
「焼き走りから岩手山を振り返る」
午前中に下山。時間に余裕があるので少し欲張って八幡平へ。
八幡平には、たくさんの沼があり、まだ、雪が残っているところもありました。
八幡平大地には18個の火口群がありこれらを爆裂火口群というそうです。
八幡平は深田久弥の百名山に指定されておりますが、最も楽に行ける百名山のひとつではないでしょうか。。
途中、ヒナザクラがとても綺麗でした。
「雪田植物の妖精」と言われ東北の高山を代表するサクラソウです。
「ヒナザクラ」
わずか一時間ばかりのハイキングで往復してしまいました。
下山後は、秘湯「藤七温泉」へ。
「藤七温泉」
お湯が乳白色でいかにも効き目がありそうな感じ。
中でも露天風呂はおすすめです。お湯に入ると、お尻の下が熱い。
触ってみると、ドロが溜まっており、掬い上げると泥パック。
顔に塗ったら美容によさそうです。
温泉は大満喫でした。
帰路は、少し時間に余裕があったので観光へ。
松川温泉のところにある日本初の地熱発電所へ立ち寄ったり、盛岡城跡がある岩手公園や石割さくらを観光して帰りました。
「石割さくら」
最後は盛岡冷麺でシメ。
最高な週末でした。
ありがとうございます。
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