南アルプスの最深部に「笊ヶ岳」という山がある。
ここのハイライトは、山頂からの展望である。目の前に、富士山や聖岳、赤石、荒川三山などの山々が手に届きそうなほど、近くに楽しむことができる二百名山だ。
「笊ヶ岳」
一日目は、椹島ロッジまで移動。県道60号線を畑薙ダムまで行き、東海フォレストのバスに乗り換えさらに一時間で到着。途中、サービスで茶臼岳の登山口へ渡るつり橋を渡らせてもらった。なかなかのスリルに緊張。。
「椹島ロッジのレストハウス」
二日目は、朝5時に朝食を食べ、すぐ出発。心配していた天気も晴れ、樹林帯の中を気持ちよくスタート。
林道を少し進み、清美橋から登る。尾根をいきなり急登。途中、樹林帯の合間から雪をまだたくさん被った聖岳、赤石岳、荒川三山の姿が見え苦しさが紛れる。
「樹林帯の間から荒川三山」
笊ヶ岳を昭文社の地図で見るとルートが点線になっているところがあるが、そこは、道幅の狭いトラバース道となり落石も多いので注意を要する。ルートは、ピンクテープなどで目印がたくさんついていたので意外にわかりやすかった。
「トラバース道」
トラバース道には沢が6つあり、最後の涸れた広い沢を渡ると幕営地だ。ここで、ランチタイムにした。
少し休憩をしてから、荷物をデポして山頂へアタック。
途中に少し残雪があったが、アイゼンを使うほどではなかったので慎重に登る。
最後は、樹林帯を抜けて山頂へ!!視界が突然開け感動!!
しかし、遅かったのかガスが広がって展望は聖岳が少しだけ見えた。
「笊ヶ岳山頂」
15時頃には幕営地に下山。お湯を沸かして、コーヒーを飲んだり、お菓子を食べながら、みんなで団欒。時々、日差しが差し込み、芝生の上で、ごろごろ超気持ちいい[emoji:v-16][emoji:v-238]
テント生活も悪くない。いや、最高!!
翌朝は4時起床。少し明るい。雨の予報であったが、晴れている。
朝ごはんを食べて、体操して5時に出発!!
途中、樹林帯から聖岳、赤石岳、赤川三山が見え癒されながら無事下山。
予定よりも早く下山でき、椹島ロッジでのんびりしてから、10時半のバスで畑薙ダムへ。
帰りは、新しくなった白樺荘で温泉に入り山の疲れを癒して帰りました。
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