伯耆大山の火祭り?と蒜山

開山祭の前夜祭

鳥取県の日本百名山•伯耆大山の開山祭の前夜祭に合わせて、大山と蒜山に登ってきました。

開山祭の前夜祭は、鬱蒼とした森の中に佇む大神山神社から大山寺の参道の下まで2000本ものたいまつが暗闇に中を流れる。まるで、炎の大河のようだ。



今回は東京から土日で大山＆蒜山を登り、前夜祭にも参加するというてんこ盛りツアーであった。参加者の中には朝4時の高速バスに乗って羽田空港に集合した方もいた。朝便で岡山空港へ飛び、昼前には大山の登山口に到着した。



大山寺橋から弥山の山頂を目指して登る。鬱蒼とした湿りっけをたっぷり含んだ森は天然サウナのようだ。6合目避難小屋を過ぎると、少し空気が冷んやりして元気が出る。


イワカガミの大群落


ダイセンキスミレ

8合目まで登ると、永遠に続く地獄の階段も終わり、ハイマツの上を通る木道を進む。傾斜も緩くなったのでお花を楽しむ余裕も出てきた。


大山弥山山頂

念願の山頂！辛い登りだったが山頂に着くと、もう辛さを忘れているから不思議だ。山頂すぐ下の避難小屋で少し休んで下山。帰りは行者コースから下る。

麓のホテルに下山後、腹ごしらえして前夜祭へ繰り出す。



大神山神社にて、神事の儀式後たいまつに火をつけ参道へ下る。勢い良く燃える炎を片手に暗闇を練り歩くのは不思議な気分だ。気分は闇討ちだ(笑)



真っ暗闇の中に一本の炎の筋が流れ落ちて行く様はとても美しい～。じっくり写真も撮りたかったが片手に炎を持っているのでそれを投げ出す訳にはいかない。一時間ほど時間をかけてゆっくり参道下の駐車場へ下りてきたときは何だかホッとした気分になった。

大川寺橋(750m/11:55発)・・・3合目12:45・・・6合目避難小屋13:45・・・伯耆大山/弥山(1709m 12:45/15:00)・・・6合目避難小屋15:40・・・ホテル大山17:45/19:00

二日目。


蒜山といえば、全体的に茶色で濃いミルクを出すジャージー牛の牧場をイメージが浮かぶ。牧場をのんびり観光するのも良いが山が大好きなメンバーだらけなので山に登ってきた。笑　でもスタートは牧場から歩き始める。


槍ヶ峰

牧場を抜け、植林地帯の急登から始まる。だが、心配するほど急登も長くは続かない。時たまガスの切れ間から蒜山高原が伺える。



スタートから登ること２時間半、山頂に到着！が、期待の展望はない。展望が一番良いのは槍ヶ峰だろうか。ランチタイムの予定だったが展望ないのとブヨがうるさいのとで急遽槍ヶ峰までランチお預け。。



下山後、やつか温泉で汗を流した道の駅でアイス休憩。笑　美味しそうなジェラートっぽいのが並んでいたのでみんなで注文。でも、ジェラートより一番美味しかったのはやっぱい蒜山高原のソフトクリーム！次回来たときには迷わずソフトクリームですね。

上蒜山登山口(550m/9:30発)==槍ヶ峰11:20==上蒜山(1202m 11:50/12:00)==槍ヶ峰12:20/12:45==登山口14:10/14:30