八ヶ岳・阿弥陀岳北西陵



もう春になったような暖かさの中、冬を求めて八ヶ岳・阿弥陀岳北西陵に日帰りクライミングに行ってきました。ラッセルもなく素晴らしい晴天に恵まれ最高の登山日和となりました。でも、ある意味非常に大変な登山でもありました><。

2013/03/08
美濃戸口7:10-樹林帯取り付き9:10-北西稜上小ピーク10:40-阿弥陀岳山頂13:30-御小屋尾根-美濃戸口16:50


樹林帯取り付き

小渕沢の道の駅にam2時に到着して、かるく一杯ということでam4時。健全な登山者であればそろそろ起床の時間なところですが、酔っぱらったまま歩くのも厳しいのでチョイ仮眠のつもりがいつも通り寝坊してしまい美濃戸口に着いたのは7時。幸い助かったのはトレースがしっかりついており、雪の量も少なかった。


小ピークを目指す。

急な斜面の登りも辛いがそれよりもっと花粉が辛い!クシャミが止まらない。泣
 今日は風も強く、とても暖かいので花粉も増し増し。もし、スギを駆除します!っていう政党が現れたら、それだけで一票入れてしまうだろう。笑


大同心&小同心もクッキリ!

目の前の八ヶ岳から北アルプス~南アルプス、富士山の大展望!雪山と空のコントラストが好きだ。しかし、ちょっと気になったのは空の下層部がうっすら黄色い気がする。もしやあれは、、


小ピークから岩稜をみる

小ピークにて、登攀準備をする。風が強い、鼻汁が鼻から横に線を描いて流れる。笑


リッジを歩き、正面岩稜のテラスからみた赤岳

北稜をみると、ひっきりなしに人が登ってくる。こっちは2パーティーのみだが、うちらは遅刻したので先に見えるだけだ。のんびり楽しみながら登れるのがうれしい。このルートはペツルのボルトがしっかり打たれていて安心感がある。


核心ピッチ

やや垂壁で凹角の中にクラックが走っている。ボロボロの残置スリングが垂れ下がってる。信頼できるホールドがあるようでなく、クラックにジャムを聞かせたいが手袋だとやりづらいし、寒くてとても取れない。リードは心臓に良くないですね。先生!ありがとうございます!



核心を抜けて、後ろは振り返ると爽快な景色が応援してくれる。


阿弥陀岳山頂

摩利支天に出て、せっかく来たのだから山頂に立つ。こんなに天気が良いのに貸し切り状態。みんなどこへ行ったのか。。ってか、時間が遅いのか。。下りは、行者小屋へ下山して美濃戸口へ帰る手段もあったが、今回は歩いたことのない御小屋尾根を歩こうということになった。


御小屋尾根を見下ろす。

当初、行者小屋周りで美濃戸口より、御小屋尾根のほうが早く下山できると見込んだが、あまり人歩いてなくアップダウンあるので意外と長く時間かかった。さらに、八ヶ岳の別荘地帯に入ってから標識がないので適当に下っていったら、下り過ぎてしまい美濃戸口へまた少し登り返しロス。。

このブログを書いている間も何回クシャミが出たかは忘れたが、終日、花粉に悩まされた山行となってしまったが晴天に恵まれ明るい内に下山でき楽しく充実した登山となった。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます!!

2013/03/08 阿弥陀岳北西陵 2名



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