サファリツアー!!

モーニングコールで目が覚める。

席につくと、香り良いコーヒーが運ばれてくる。
濃い目のケニアコーヒーは目覚めに良い。
バイキングは、パンや卵、サラダ、肉に豊富な種類のフルーツ。
バイキングだとついつい取りすぎてしまうが、ちょっとした贅沢が楽しい。

早速、アンボセリ国立公園に向けて出発だ。

ナイロビの朝は少し遅い。昨晩は、大渋滞で全く車が進まなかった道もスイスイ気持ちよく抜ける。
ケニアでは近年、どんどん道路事情がよくなり、快適な舗装が続く。


「キリマンジャロから来たタマネギ」


昨年まで、ナイロビからナマンガの国境へ続く道を南下して、ナマンガからダート道をアンボセリへ
走ったが、今回は、ナイロビからモンバサへ行くルートで東に進み、途中からアンボセリへ直接南下。
だいぶ時間が短縮され快適さも増した。ただ、トラックなどから出る排気ガスのすごさは変わっていない。

「??」

ドライバーのピーターが焦っている。
どうやら車のギアが突然入らなくなったようだ。
少し走り、点検したところ、車を乗り換えることになった。
アフリカではよくアクシデントが起きるのでポレポレ(のんびり)だ。
もう一台の車に同乗させてもらいアンボセリへ。


「ジャガランダの花」

途中、大きなキリンとシマウマの群れに出会う。
キリンだけでも10頭以上はいる。
まだ、公園に入っていなかったが、サプライズに興奮する。


「中央にキリン!!」

昼食後、別の車でピーターがやってきた。
少し暑さが緩み始めたころ、マサイの村へ立ち寄った。
料金交渉をして村へ入る。マサイはなかなかビジネスに長けている。

まずは、歓迎のダンスで、お迎えしてくれる。
女性と男性の歌声に、マサイリズムが重なる。
マサイリズムは体を上下に揺らしながら大地を踏み鳴らす。
全身に装飾されているネックレスやブレスレットも楽器のように響く。


「マサイダンス」

一人ずつ、前に出てきて、女性は、緩いジャンプ。
男性は、かなり高いマサイジャンプ。

「おおっ!」

マサイ達は、アフリカの青と白の空に、ポーン!と浮かび上がる。
このマサイジャンプは、男女の出会いのダンスでもある。
ジャンプが高ければ高いほど、イケメンらしい。


「マサイジャンプ」

最後に、創造神のエンカイにお祈りをして中へ入る。
マサイのガイドが、火起こし、マサイの家の中などマサイの生活を案内してくれる。
最後に、マサイがマンツーマンにてお土産屋を案内してくる。

村を出ると、いよいよサファリ。
暑さが緩んできた頃、動物達も動き出すのだ。
また、日が暮れる前に、動物たちは自分の寝床へ帰る。

ホテルの裏は、公園のゲートとなっており、すぐ中へ入れる。
車の屋根が改造されていて、天井から頭を出せる。
360度眺められ、サファリの風が気持ち良い。

少し走ると、大きな像の群れを見つけた。
群れはだいたいオス一頭がハーレムを形成している。

写真撮ったり、ビデオを撮影したり、忙しい。

一通り、撮った後は、双眼鏡でよくよく観察してみる。
鼻を手のように操り、草を丸め込んで上手にご飯を食べている。
たまに、象さんと目が合うと、ギョッとする。


「象さん」

また、走り別の動物を探しに行く。
トムソンガゼル、グランドガゼル、シマウマ、ダチョウなどサファリらしい動物がホントにいる。
動物がいたら、ドライバーが止まってくれる。

または、見たい動物がいれば、スワヒリ語で「シママ!(止まって)」と言えば止まってくれる。
日本人観光客が、「あっ!シマウマだ」と言うと、ドライバーはよく勘違いをしてしまうようだ。

カンヌリツルは美しい。全身は煌びやかな着物を着たようなどちらかと言うと「和」の美しさを持ち配色だ。
サファリで見る動物は、動物園の動物よりもきれいだ。全身が生き生きしている。
また、迫力もある。像に威嚇されると、正直かなり怖い。車の中にいてもだ。


「カンムリツル」


「マントヒヒ」

明日は、いよいよキリマンジャロへ行く。
緊張と共に、ワクワクしてくる。


「サファリの夕日」



いい写真たくさん撮れました!けど、一度にはアップできないので、スラドショーでお楽しみください。

「サファリツアー@ケニア」


artcle:tomo



コメント

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