「白馬尻から主稜の取り付きへ」
GW後半は白馬岳・主稜を登りました。行く前から天気が悪く暴風雪の予報で迷いましたが、何事も経験ということで出発。3日の夜に猿倉へ入り、4日の朝からスタート!
「主稜の取り付き」
4日、天気悪いと思ってましたが悪くない感じ。ただ、気温が高かったので、雪は腐ってあまり良くない感じ。
「峰の始まり。」
天気予報が悪かったのにもかかわらず、意外とたくさんのパーティが取り付いてました。
8峰から取り付きますが、歩き始めると何峰にきたか良くわからない感じ。
雪がズブズブで、いつ崩れおちるかわからないスノーリッジの上を歩くのはひやひや。
岩峰を越えていくのですが、取り付き部分の下の雪は剥がれ、岩からアプローチして雪稜に取り付くのに、一苦労。。
午後になり、雨からみぞれ交じりの雨に変わり、風が吹き始めてきたので、14時前には行動を切り上げ、3峰手前でテントを張りました。テントの周りには、雪を積み上げ風対策!
これが、めっちゃ役に立つとは。。
夕食は、カレーにしました。山で食べるカレーは平地の十倍うまい!!
夜になり、風雪は強まるばかり。低気圧がふけて、寒気が入り込み一時冬型な感じでしょうか。
雪の重みでテントの屋根が沈み、深夜雪下ろし。。重たい雪が50cmくらい降りました。
朝3時起きの予定でしたが、暴風雪が続いていたので、明るくなるまで爆睡。意外とどんな状況でも寝れるもんです。6時半頃出発となってしまいました。
が、視界がない。5mから、たまに見えて20mくらいか。
どっちいっていいかわからない!!
どこに尾根が続いているのか、どこに雪庇があるのか、シュルンドがあるのか、、昨日の雪で表面だけ被ってしまい足を乗せると踏み抜くような最悪な感じ。。
ゆっくり慎重に進みます。
10時過ぎになり、突然視界が開け始めて来ました。
一瞬、山頂の最後の雪庇が見える!!
ゾクゾクっとテンションあがる。ガスっているとホントどこにいるかわからない。。
最後の雪庇!いつ雪崩れてもおかしくないような状態。
一応、ロープを出して慎重に登る。
最後の一ふんばり!!
ファイトー!!一発!!
雪庇を抜けると、白馬岳山頂に突き上げます!!
「やっほー!!」
悪天候だけだっただけにすごくテンションあがります。
12時登頂!!
視界がなく、トレースもなく、ルートファインディングに時間かかったため意外と時間かかってしまいました。
白馬駅15時発の高速バスを予約していたのですぐ下山。
充実した山行となりました。
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