Wildspitzをバックにwildes Mannleのピークから
今回はチロルにあるカッコイイ山を狙ってNZ以来の友人カルメンちゃんが住むイタリアにやって来た。カルメンちゃんとはNZで何度かクライミングをした仲間だ。こうして海外で再会出来るのは嬉しい。
Map
天候不順の続くヨーロッパ。今回も不安的な予報が続き散々悩んだ挙句目的の山はクライミングルートのため断念。その代案で上がって来たのがWildspitz3774m。富士山より2m低いが標高差1300mほどの立派な氷河をもつ山でチロル第二の高峰でもある。イタリアとオーストリアの国境付近でこの近辺はアイスマン•エッチィが発見されたエリアでもあり、4000mには及ばないが3千M後半の素晴らしい山が多い。
stablein Alm2356mのRW駅より
起点は、Otztalの谷の1番奥のVentというスキーリゾートとして有名な所だ。ちなみにtalというのはドイツ語で谷という意味だ。
Wildspitz3774m
vent1900mにクルマを駐車してロープウェイの下の登山道を2時間半登りwildes Mannle3019mへ。山頂部には雲がかかっていたがなんとなく明日登るルートが確認できた。wildes Mannleから1時間ほど歩き小屋へ。
Breslauer Hutte2848m
4階建てのかなり大きな小屋で一泊二食40ユーロで有料シャワーも完備されていた。縦走登山やピークへ目指すもの様々だ。
山小屋の食事
一階はレストランになっており、宿泊者は四つのメニューから選べる。朝食は朝5時半から。氷河帯を登るには少し遅い気もするが標高差も少ないのでのんびり出発することにした。
Rofenkarferner氷河から登る
朝5時には明るくなり始め、出発する6時は完全に明るくなっていたがガスがかかり少し寒かった。氷河の前半部に亀裂の入ったクレバス帯を越えるが中盤から比較的安定したところをなだらかに登る。
北峰ピーク3765mから南峰ピーク3774をバックに
全く視界のない稜線を北峰ピークへ。雪庇が落ちる事故が度々発生しているとのことで慎重にルートを選んで歩いてたらピークっぽいところに着く。少し休憩していると視界が開け南峰ピークが見え、ここが北峰ピークということがわかった。笑 たくさんのひとがMitter氷河から登って来ていたがRofenから登って来たのは我々だけだった。
Wildspitz3774m山頂!
約3時間で登頂!この天候の中ではチャレンジできたピークではないだろうか。また来年目的の山をリベンジしたい。
Mitterkarferner氷河を下る
下山の氷河は、大きな割れ目もなく雪渓のような安定した氷河だった。13時にはVentの街に下山。Otztalの谷にたくさんのクライミングルートが開拓されているので登りに行くことにしたが雨が降って来たのでそのまま帰路へ。
地元の美味いピザ屋にて
インスブルグ経由でStarzingへ帰る。ここら辺はイタリアだが文化的にはオーストリアで、言語もドイツ語だ。しかし、ピザはイタリアなので美味い!
sterzingのcastel rockにてクライミング
金の屋根 @innsbruck
インスブルグで少し観光~(*^^*)
La sportivaのジャケット
日本では売っていないLa sportivaのウェアー。日本で展開したら人気出そうですが、、、
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