Mettelhorn3406m
ベットの窓からマッターホルン側を見ると雲の中。回復予報ではあるがまだ雲が残っている。4000m峰は厳しいと判断して3000m峰に切り替えることに。ゴルナーグラート鉄道に乗ってRiffelalpからRiffelberg駅の間のヴァイスホルンが見え始める前にヴァイスホルン手前に黒い三角形の一際目立つ岩山がある。それがメッテルホルンだ。
Triftへ
ハイキングレベルの中で一番上級の山になり、ちょっとではあるが氷河も渡り最後は傾斜はないが岩場っぽいところを上がる。背後にはマッターホルンが聳え、目の前は大きなヴァイスホルンを目指すような感じで登る。ここの魅力は一切ロープウェイなどなく人も少なく本当に山歩きが好きな人が楽しめる山だ。
Trift小屋2337m
朝8:30、zermatt駅前にあるスポーツ店Bayardにてアイゼンをレンタルしてからスタート。zermattから山頂まで標高差は1800mあるので気合いを入れてスタート。Trift小屋には10:30に到着。気さくなおじちゃんが話しかけてきてくれ、夜の10時まで小屋は営業しているから帰りにコーヒーはいかがと営業された。もう逃げられない。笑
案内も有り!
登山道はしっかり整備されており、分岐には案内も出ているのでルートファインディングの必要もなさそう。今回のメンバーは三名。一人はアイゼン初デビューだ。小さな氷河があるがアイゼンなくても行けるとは聞いたが念のためアイゼンとハーネス&ロープを用意した。
platthorn3345m
Triftの谷に入ってから正面に見えるピークは始めはメッテルホルンの山頂かと思ったが、近づくにつれ標高が低そう。実際、左のコルに上がったところからさらに奥にメッテルホルンが見えた。
おランチタイム
コル手前でお腹が減ったのでランチタイム。前夜から気温がグッと下がったのであったかい物を用意したのが正解!ホッと一息できた。
PlatthornとMetterhornの分岐から
PlatthornとMetterhornの分岐に来ると、目指す山頂メッテルホルンがようやく姿を現した!目の前には氷河の雪原が続き、その先に傾斜のある岩場が前方に突き出している。その奥すぐ目の前にヴァイスホルンがあるのだろうか。雲で見えないではないか。笑
氷河上を歩く
バックにZinarrothorn4221mをバックにアイゼンを聞かせながら一歩一歩進む。特にクレヴァスも見当たらずサクサク進む。意外とアイゼンもロープも付けずに単独で歩いてる人たちもいる。ただ、さほど傾斜はないが万が一脚を滑らせれば下の大きなクレヴァスに吸い込まれて行く。
最後の登り
氷河を渡りきり、最後の一登り!背中の太陽が意外と暑く叫びながら登る。岩場の上に雪と氷が若干ついている。
Metterhorn3406m
14:30登頂!!ながーい長い登りだったが明るいメンバーに恵まれ気がつけば登頂という感じ。わーい!
登頂!!
山頂は非常に狭かったので自分撮り集合写真!笑 ここに来ると不思議と登りの辛さを全て忘れる。
眼下にツェルマットの街並み
登山道の片側を垂直の岩壁が切れ落ちており、眼下を覗けばZermattの街並がよく見えテニスコートなどもしっかり確認できる。
ご褒美☆
山の中で生の果物を最高にうまい!ありがとう〜。
Spa発見!
30分ほど山頂でのんびりしたあと下山開始。コルまではアイゼン&ロープを使用した。
Triftの谷を下って行くと雪解け水でできたきれいな美しい湖を発見!ちょっと、冷たそうだけど、泳いだら気持ちよいんじゃない?と誰かが言い始めた。
スイーミング
なら、泳ぐしかないと言うことで飛び込みました!笑 泳ぐと身体の疲れが一瞬にして吹っ飛ぶから不思議だ。
羊になりたい
ここの羊、意外と騒々しい。笑 メーメー声がデカい。
ボルダリング!
所々、大岩が転がっていたのでボルダリング。一体誰がこんなところに大岩を持ってきたのか。
トレラン大会!
下りはのんびり遊び過ぎたのでトレランでアラレちゃんゴッコ。調子乗って飛ばし過ぎて脚捻りました。
下山後は盛大に打ち上げ~
19:00には下山。他の仲間と合流して打ち上げ〜。山登って、ビール飲むと飛び切りうまい!
コメント
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はじめまして 30年前にマッターホルン登山に行ってまずガイドに「この山を4時間以内で登ったらガイドしてやる」とテスト受けた山が一体なんという名前の山かさっぱり記憶に無くて、還暦になった今年にふと思い出されてネットで検索していたらここにたどり着きました「メッテルホルン」だったのですね 有難うございましたおかげで胸のつかえが消えました 懐かしい思い出がよみがえってきました。 マッターホルンは雪が多くてダメでした。